ヤクルト単独3位! 4月10日対中日戦

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

春の珍事?です。ヤクルトが3位になってしまいました。
ひとえに弱い巨人のおかげです。
開幕前の先生方の予想ではコメントも含め圧倒的な最下位予想でした。
まだ1割くらいしか試合を消化していない段階で一喜一憂するのもいかがなものかと思いますが、
開幕に新加入の外国人選手が間に合わない、開幕3連敗、西田捕手のコロナ陽性からの青木・内川・川端の離脱、
と言うお先真っ暗な展開からの3位です。

他チームも似たり寄ったりの状況ですが、その中でヤクルトで特筆すべきは先発投手陣の頑張りです。
ここがヤクルトの最大の弱点と言われて、しかも期待のサイスニード・バンデンハークが出場しておらず、
石川・高橋・原・木沢・山野・寺島というキャンプ時には先発候補と期待されたメンバー総崩れの中での
残った投手の頑張りです。(小川・田口・スアレス・高梨・奥川・金久保)

打線も村上がセトップタイの5本塁打以外は山崎が .354でセリーグ4位くらいのもので、貧打は解消されていません。
今年大爆発しそうだった濱田が故障離脱、今年はやるだろうと期待された塩見はトホホ状態、
貧打状態はコロナ組と外国人選手が戻るまで解消されません。

3位上昇の一因は昨日の中日戦2-2の引き分けです。
巨人が広島に敗れ転落したわけです。
ところで今年はやけに引き分けが多い印象です。
ヤクルトはこれまで5勝5敗3分けですから23%の引き分け率です。
全体ではセパ両リーグ合わせて昨日まで82試合が行われ11引き分けですから13.4%の引き分け率です。
ちなみに昨年は720試合で40引き分けですから引き分け率は5.6%です。
すなわち今年は昨年の倍近く引き分けが増えているということです。
シーズンが終わるまでは本当に増えたかはわかりませんが、今のところ異常に引き分けが多いことは事実です。
その原因が今期の9回打ち切りルールにあるというのがもっぱらの話しです。
しかし昨年は延長があっても10回だけだったのが、今年は延長が無くなって、なぜ急に引き分けが増えるのでしょうか。

私はずばり監督が9回打ち切り制に慣れていないせいだと思います。
昨年のように同点で延長10回があった場合は、たとえば8回で同点の時、監督は10回に備えてクローザーを温存するか、
9回に代打の切り札を使ってしまうか、守備要員が残っているか、など様々なことを考えなければなかったわけです。
9回打ち切りとなれば、本来監督はどんどん勝利の方程式をつぎ込むとか、代打の切り札も早めに投入するとか、
仕掛けを早めなければならないところです。それができずに勝機を逸してずるずる引き分けになっているのでは、と思います。

典型は巨人です。なまじっか先発投手が優秀なばかりに7回8回と先発を長く投げさせています。
そこで代打を送るような勝機を逸しているのではないかと。
巨人は他チームがうらやむ強力中継ぎ陣がいるのに、宝の持ち腐れです。
確かにコロナで多くの野手が離脱して手薄になっているのは分かりますが、にしてもです。
高津監督にも9回打ち切り制の戦い方をマスターしていただいたいものです。

昨日の中日戦はよく引き分けで終わったという感じでした。
初回に山田のお粗末極まるエラーで1失点。
小川も6回には疲れて2点目を失い、またまたQSを逃し、あとを近藤に引き継ぎました。
その近藤が一人打ち取ったところで、左打者が続くので、坂本にスイッチ。
これが采配ミスと思います。坂本はどうもプレッシャーのかかるシーンは精神的に
難しいのでは。根尾を歩かせ、福留にヒットを打たれ満塁のピンチを招きます。
続く清水・マクガフ・石山もそれぞれ走者を出し、何とか引き分けで済んでよかった、と言う結末でした。
打つ方では村上を除いては冴えない状態でした。
特に奥村は全然バットが振れていません。
村上の後の5番がキーポイントです。荒木では話になりません。
中村を5番に持ってくるべきと思いますが、いかがでしょう。

今日は田口と小笠原の先発予定です。打ち合いになりそうな予感がします。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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